モハメド・サラーとトレント・アレクサンダー＝アーノルド、PSG戦前の練習場で激しいやりとり

モハメド・サラーとトレント・アレクサンダー＝アーノルドは、アンフィールドでのリバプールの重要なチャンピオンズリーグ準決勝第2戦、PSG戦を前に、練習場で激しい口論を繰り広げた。

サラーは上機嫌のようで、両手でアレクサンダー＝アーノルドの胸をふざけて押し、ニヤニヤ笑った。しかし、右サイドバックはそれほど面白くなかったようで、チームメイトのイブラヒマ・コナテとカーティス・ジョーンズが介入したが、彼らの介入は真剣というよりは軽いものだった。後にハーヴェイ・エリオットも加わり、2人は再び顔を合わせたが、結局コナテがアレクサンダー＝アーノルドを連れ去った。

サラーが明らかにこの瞬間を楽しんでいる一方で、チームがリーグ1の強豪チームとの決戦に向けて準備を続ける中、アレクサンダー＝アーノルドはより気合が入っているように見えた。一方、サラーやアレクサンダー＝アーノルドと同じく今シーズン末で契約が切れるクラブのキャプテン、フィルジル・ファン・ダイクは、全く動揺していない様子で、何気なくその場を通り過ぎていった。

リバプールはアーネ・スロット監督の下で素晴らしい初シーズンを過ごしており、サウサンプトン戦での逆転勝利でプレミアリーグ首位に15ポイント差をつけている。オールド・トラッフォードでアーセナルがポイントを落とし、ヨーロッパに完全に集中するようになったことで、そのリードはさらに広がった。

パルク・デ・プランスでの第1戦ではPSGが27本のシュートを放ち、リバプールは2本と圧倒されたが、終盤にハーヴェイ・エリオットのゴールで1-0の勝利を収めた。今、ホームアドバンテージを生かして、レッズは仕事を終わらせ、決勝進出を狙うだろう。

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試合を前に、アーネ・スロットはリバプールの決勝への道について依然として慎重な姿勢を保っている。

「この試合の後、まだ長い道のりが残っていると思う」と彼は語った。「次はアストン・ヴィラかクラブ・ブルッヘと対戦するかもしれないし、その後はアーセナルかレアル・マドリードのチームと対戦するかもしれない」

「我々は全員決勝に進出できるだけの実力を持っているので、何とも言えない。PSGも我々も負ける試合が残っているので、現時点では両者とも決勝に進出したと思っている。」

「我々はまだこの段階にすら達しておらず、このラウンドで敗退した（2年前）。通常、こうしたチームはこのトーナメントで上位に進出する。」