モハメド・サラー、FIFAの裁定でリバプールの10試合欠場の可能性

リバプールはモハメド・サラーとの新契約締結で好調を維持しているものの、新契約でさえもお馴染みの頭痛の種から逃れることはできない。クラブは先日、サラーが2027年6月までアンフィールドでプレーする契約にサインしたと発表し、少なくとも2年間の滞在延長となった。

エジプト出身のフォワード、サラーは現在、これまでで最も得点力のあるシーズンを送っており、全大会を合わせて46試合に出場し、32ゴール23アシストを記録している。プレミアリーグのタイトル獲得を既に決め、得点王も目前に迫る中、サラーは先週末に45ゴール目を記録し、ティエリ・アンリの記録を上回った。

32歳のサラーが残留を決意した背景には、新監督アーネ・スロット率いるリバプールの躍進があった。「もっと多くのトロフィーを獲得し、サッカーを楽しめるチャンスがあると思ったから契約したんだ」と彼は語った。「素晴らしいよ。ここで最高の年を過ごせた。8年間プレーしてきたけど、10年間続けられるといいな」

しかし、リヴァプールが来シーズンもタイトル獲得数を増やすには、再びアフリカネイションズカップという難関を乗り越えなければならない。リヴァプールは、2年ごとにシーズン途中に各国代表との調整でサラー（そしてかつてはサディオ・マネ）を失うことに慣れてしまっている。

前回のアフリカネイションズカップ（AFCON）で、サラーはエジプト代表としてコートジボワールに遠征し、5試合を欠場した。大会中にハムストリングを負傷し、さらに7試合を欠場したため、復帰後も最高のパフォーマンスを発揮できずにいた。

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サッカーにおいて怪我はつきものだが、アフリカネイションズカップはリバプールにとって来シーズンの大きな障害となることは間違いない。この大会は例年1月から2月にかけて開催されているが、12月から1月にかけて開催され、12月21日から1月18日までモロッコで開催される。この変更は、FIFAが新たに拡大したクラブワールドカップ（6月15日から7月13日までアメリカで開催される）との日程が重なるのを避けるためだ。

ヨーロッパのほとんどのリーグは冬季休暇に入るため、大きな影響はないでしょう。しかし、プレミアリーグはクリスマスシーズン（リーグにとって最も忙しい時期）も試合が続くため、アフリカの主要選手を擁するクラブにとっては大きな頭痛の種となります。グループBに入ったエジプトは、12月22日にジンバブエ、ボクシング・デーに南アフリカ、12月29日にアンゴラと対戦する予定です。

エジプトの伝統――アフリカネイションズカップ史上最多の7度の優勝を誇る国――を考えれば、彼らが本大会で上位進出を果たす可能性は十分にあります。ベスト16は1月3日から6日にかけて行われ、その後、準々決勝（1月9日と10日）、準決勝（1月14日）、3位決定戦（1月17日）、そして1月18日にラバトで決勝戦が行われます。

プレミアリーグは2025/26シーズンの試合日程を6月18日まで発表しないが、リバプールの今シーズンの状況から判断すると、エジプト代表の勝ち上がり次第ではサラーはリーグ戦6試合を含む最大8試合を欠場する可能性がある。

リバプールのAFCON対決